FXの最大の魅力の1つだったレバレッジが、
上限を20〜30倍とする方向で調整、今夏にも導入する見通しだそうだ。
FX業者の規制強化へ 金融庁と証券監視委>>
証券取引等監視委員会が、金融庁に要請したようだが、
これまでリスクを理解して利用してきた投資家にとっては、正直余計なお世話だったりしますが、
FX業界の衰退を引き起こしそうにも思う。
レバレッジとは?
テコの意味で、
例えば10倍なら、50万円口座に入れて担保にすることで、
500万円分のお金をを動かせるというものだ。
投資効率が良く、小額で大きく稼げるのが魅力だが、
同時に大きな損失を被ることもある・・・
さて、では、レバレッジ大=リスク大なのか?
まず、レバレッジが何倍だろうと、
口座に入金している額と、保持するポジションが同じなら同じことだ。
むしろレバレッジが大きければ、取引余力ができる分、ヘッジ(両建て)もしやすいという利点もある。
要は無茶な建玉をしなければ良いのだが、
ハイレバだとそれが簡単にできてしまい、強制決済をくらうということが起きてしまう。
結論としては、リスク管理ができない限り、
リスクが大きいということに違いない。
特に始めたばかりの人にとっては、ハイリスクでしょう。
自分がメインで使っている
マネーパートナーズは、レバレッジ50倍だが、
ちょうど良い感じで使いやすい。
サブプライムショック時も、フルヘッジにしていたお陰で、損失を受けずに済んだし、
それもこれもレバレッジあっての事。
まあ、現実的に見て100倍以上はいらないと思うけどね。
投資家を守るための規制は必要ですが、
20倍は個人的にはちょっと寂しい。
これでは、他の先物商品と変わらないしね。
FX業界や投資家からは反発もあるようなので、
どうなるかわかりませんが、しばらくゴタゴタしそうですね。
さて、本日のドル円は97円を割ってきています。
ここまでは、予想通りでした、トレンド変換まで持っていけるか注目。
しかし、株が下げないのを見ると微妙な感じですね。
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